現代のIT環境はマルチソーシングになっています。このような環境では、ニーズを満たす最適なサービスを見出し統合することや、サービス提供段階における協調・協働、セキュリティの確保などが必須ですが、その為の方法論としてSIAM™があります。SIAM™は、理論と言うより実際的な方法論として非常に役立つものですが、実際導入しようとするする際に悩まれることも多々あります。それらの課題を明らかにし解決し活用していくには、SIAM™関連事例や関連書籍などを検討していくのが早道です、このページでは、そのような事例や知識体系のエッセンスをご参考資料としてアップしています。
IT分野を例に、新たに組織管理職になられた方々を対象に、マネジメントとは何かを検討してみました。新たに管理職になられた方が、最初に土台として理解しておくと良いと思われることをまとめています。私の見聞きした事例や、自分の経験や反省などを交えています。あるITサービスプロバイダの若い管理職の方との話し合いをきっかけにまとめましたが、その方には、「自分が整理でき、参考になりました。まったくの新任ではなく1年でも経験した方が腹落ちしそうです」とおっしゃっていただきました。
■ SIAM™において望まれるサービスプロバイダとは?
サービスプロバイダとは何をどうする役割と責任なのか、どのようなサービスマネジメントプロセスを設け他のプロバイダと協調するべく展開しなければならないか、どのような人材を育成していけばいいのかを検討してみます。
■ SIAM™サービスインテグレータを立ち上げるには?
SIAM™では、複数プロバイダからの複数サービスを管理するサービスインテグレータが重要です。SIとは何をどうする役割と責任なのか、どのようなサービスマネジメントプロセスを設けマルチプロバイダ環境に展開しなければならないか、どのような人材を育成していけばいいのかを検討してみます。
■ SIAM™リテインド能力の構築:マルチソーシングのガバナンス強化法
SIAM™では、複数プロバイダからの複数サービスをガバナンスする役割を持つリテインド能力を設けることが重要となります。ガバナンスは分かったようで分からない言葉であり、それらを設けるとなるとなおわかりにくくなりがちです。SIAM BOK本でも詳細にふれられていない内容ですが、どのような役割責任をどう設ければいいのか、どのように人材を育成すればいいのかを検討してみます。
なるほどマルチソーシング時代だ、SIAM™が役に立ちそうだと思わせられますが、では具体的に、どういう人たちにどう役立つのだろうかを検討してみます。
■ SIAM™白書:SIAM™とは何でしょうか?
SIAM™を検討される場合は、まず本文からお読みいただくことをお勧めします。サービスインテグレーションとマネジメントの方法論の背景や狙い、事例、誰にどういう価値があるのか、様々なマルチソーシングの難しさをどう解決しようとしているか、ガバナンスやマネジメントの為の様々な役割などをご紹介します。